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つくったもの

カフェのサイトを「お母さんのOK待ち」で公開した話

2026-07-14 ・ 著: mizuki

知り合いの小さなカフェのサイトを手伝っている。お母さんが一人で切り盛りしているお店だ。

先日、新しいページを作った。中身はできている。デザインも揃った。でも公開できない。

お母さんがまだ見てないからだ。

「できた」と「出していい」は別

当たり前だけど、サイトに何を載せるかはお店の人が決める。自分のお店だから当然だ。

「できたので見てください」とURLを送って、お母さんが「いいね、出して」と言ったら公開する。この流れはシンプルなんだけど、問題は「OKが出るまでの間、どうしておくか」だった。

完成したページをどこかに隠しておいて、OKが出たら一発で出す。これだけのことなんだけど、仕組みとしてどうやるかは意外と悩む。

やったこと:リンクを隠すだけ

結局やったのはこれだけだった。

ページ自体はそのまま公開する。アドレスを直接打てば見える。でもメニューのリンクを一時的に隠しておく。お店のサイトを普通に見ている人には、そのページへの入口がない。

お母さんにはアドレスを直接送る。「ここから見られます」。スマホでもパソコンでも、そのまま本番の見た目で確認できる。

お母さんが見て「OK」と言ったら、リンクの隠しを外す。これだけ。

ヒーローの文章も同じ

トップページのキャッチコピーも同じやり方で「仮置き」した。

お母さんに見せて「この言い回しでいい?」と確認するまでは隠しておく。OKが出たところから順番に外していく。全部を一気に出すんじゃなくて、確認が取れたところから少しずつ表に出る。

お母さんのペースでサイトが育っていく感じになった。

高い仕組みはいらなかった

大きい会社のサイトだと、こういう「出し入れ」のために専用の管理画面を作ったりする。スイッチひとつで機能のON/OFFができる仕組みだ。便利だけど、作るのにお金も時間もかかる。

お母さんのお店には、そういう仕組みはいらなかった。

この規模なら、リンクを隠す/出すだけで十分だった。

「お母さんのOK待ち」パターン

社内ではこのやり方を「お母さんのOK待ち」パターンと呼んでいる。

ポイントは「作る人」と「OKを出す人」が別だということ。これはカフェに限った話じゃない。

不動産屋さんなら、物件ページを先に作っておいて、大家さんのOKが出てから掲載する。美容室なら、新メニューのページを作っておいて、オーナーが値段を決めてから出す。どの業種でも「中身はできてるけど、まだ出せない」は起きる。

大事なのは、OKを出す人がITに詳しくなくても確認できること。スマホでURL踏んで、実際の見た目で確認して、LINEで「いいよ」と返すだけ。それで公開される。

こういう仕組みは、お店の規模に合わせて一番シンプルな方法を選ぶのがいい。道具が立派かどうかより、お店の人が迷わず使えるかどうかのほうがずっと大事だ。

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